夏の疲れを吹っ飛ばすためにみんなで肉を焼き、野菜を焼き、疲れた気持ちも焼き、たのしみました。
ホームのみんなは何週間も前から「雨が降ったらどうすると~」「肉を前もって買って雨が降って延期になったら、その肉はどうすると~」など、心配の声がたくさん上がっていました。
当日が近づくにつれて、ニュースの天気予報を食い入るように見て「やったー!晴れる~!」と大きな声が聞こえてきました。
当日はみんなの願いが叶い晴天!お天道様はやっぱり私たちの味方!午後からお肉や野菜をみんなで切り、肉の切り方に文句を言う職員。それをフォローする利用者様。
「あ~だ、こ~だ」言いながら楽しく準備。炭をおこし、BBQならではのいい匂いがホーム内に入り込んでいくと、それにつられてみんなの笑顔がたくさん!!思い思いにお庭へ集合。
席に座りソワソワする方、コンロの前で自分の肉に狙いを定める方、肉が届くまでジッとまつ方、「肉よりやさいがいい」とわがままを言う方、それぞれ自分の思いに忠実に楽しんでいただきました。半ばに差し掛かると、職員が子供を連れて肉を食いに登場。
子供たちの笑い声が飛び交い、なぜかあった水風船で合戦勃発。子供、職員ずぶ濡れになり、それを見て大声で笑うホームのみんな。
「子供の笑い声っていいよね~」と女性利用者の方がいい顔をしてボソッと。また今度するときも子どもたちを読んでみんなを癒して頂こうとおもいます。
17時から始めて外も暗くなり20時を過ぎたころ、周りを見渡すと、ほぼ全員の方が残っており、それぞれに会話や食事を楽しまれている。私のこれまでの経験上、お腹いっぱいになったら「もう部屋に戻って休む~」と言われ、自室に戻りゆっくりするのがいつものことだったと思う。
19時に終わる予定が盛りに盛り上がり21時に。「そろそろ解散するよ~」とどこからか声が聞こえると、名残惜しそうにみなさんお部屋へ戻っていかれました。 夜間、具合が悪くなる方もおらずぐっすり眠れたみたいです。
翌朝、「昨日は楽しかった~!お肉おいしかった!今度いつすると?」などたくさんの喜びの声を聞くことができました。
反省点はなし!・・・あえて言うなら盛り上がり過ぎて写真が少なかったことかな。
グループホーム友愛の理念である「共生」をモットーにBBQを通して、利用者、職員共に支え、支えられる関係性、信頼関係が深かまったことと思います。これからも様々な行事を通して「共生」の理念を育んでいけたらいいなと思います。